ガバナンス崩壊?! 日本の私立大学

元学長の体験的大学論  大丈夫か?日本の私立大学!

名古屋芸術大学|次期学長のセクハラ問題への対応について

あまりに酷い話になっているようなので、緊急ライブで語ってみました。

 

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緊急ライブの3回目として、「名芸学長選考問題から大学の未来を考える」の番外編をやろうかなと思います。

今日は3月30日なんですが、今日名芸では理事会があるようですが、学長選考問題に端を発した名芸大の混乱、名古屋芸術大学ですね。これは私の見方では、学校法人・非営利組織のガバナンスの混乱だということで、今大事なことは、学園正常化であり、ガバナンスの回復だと。

誰がガバナンス崩壊をもたらしたかというと、理事長、本部長がもたらしたと。現学長を役職停止にして、今裁判でまだ争ってるわけですけれども、とにかく学長選考をめぐって、自分たちの都合のいい人を学長に据えたくて、現学長を学園から追い出したみたいな話になっちゃってるわけですよね。
ここに全ての間違いの始まりがあるんですが、その問題はさておき、次期学長に明日、明後日、4月1日から就任予定の方のセクハラ問題が浮上したんですが、この問題は重大なので、その人物も含めての問題があるんですけれども、学生の訴えがあって、これが発覚したわけです。2月に発覚したのかな。一応、委員会をやったと。

ちょうど私、これちゃんと委員会開いて規程に沿って、学内にセクハラ規程とかハラスメント規程があるはずなので、それに基づいてちゃんと対応してるんでしょうね、なんていうことをつぶやいたりもしてたんですが、それは一応始まったみたいです、みたいな話は知ってたんですけど、それが2日3日前に、共同通信の報道で、ツイッターで知ったんですけれども、共同通信の公式ですよね。

「次期学長セクハラ疑いで調査。名古屋芸大、第三者委員会を設置。」

これが3月28日ですか。昨日一昨日の話ですね。これが共同通信から流れたんですね。

三者委員会を作ってやるってことは本気なのかなと。要するにちゃんとこの問題をけじめつけなきゃいけないのかなということで、名古屋芸大も少しガバナンス回復に向けて動き出したのかなという思いが一つと、いや待てよと、むしろとにかく3月中に決着つけて、なんとかこの問題片付けて次に進みたいと。今の日本の政治で起きているような裏金問題をめぐって起きているような対応なのか、どっちなんだろうと。

要するに真面目に信頼回復に向けてこの問題に真摯に取り組もうとして、第三者委員会を設置したのか、それともとにかく3月中にこの問題片付けて、4月からはもう何もありませんでしたということで、とにかく急いで辻褄だけ合わせる、アリバイだけ作るということでやってるのか、どっちなんだろうなという2つの思いが交錯しながら見てたら、なんといろいろ28日に動きがあったんですね。

新聞記事にもなったこともあって、名芸大のホームページに理事長名で文章が出たんですね。とにかくそういう事実はありませんでしたという話で、とにかく問題ないんだというのが出たんですね。だからいろんな報道はやめてくれということなんですが、....続きを読む。

 

[共同通信/3.28.]
次期学長をセクハラ疑いで調査 名古屋芸大、第三者委を設置

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名古屋芸術大学|名芸学長選考問題から大学の未来を考える

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